Capricious Notes

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クリスマスマーケット発祥の地!年末のドイツ旅行を思い出す

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医学が発達した現代にあって、まさか世界中に疫病コロナがまん延し、戦時下でもないのに海外旅行が制限される時代が来るとは思ってもみませんでした。

コロナ流行が本格的になる少し前のこと・・

娘からの誘い

社会人になり、少しボーナスをいただけるようになった娘に、ドイツに一緒に行こうよ!と誘われました。ドイツでピアノ留学している娘の学生時代からの友人に、遊びにおいでよと誘われているのだと言います。
初めは一人で行くつもりだったようですが、プロのピアニストになろうとしている彼女は忙しいのです。来客の滞在期間中ずっと相手をしているわけにもいかず、レッスンや学校の時間は放置されそうだと思った娘は、慣れない海外でのひとり行動はやはり心細かったのでしょう。
あわよくば、宿代なども割り勘にすれば(っていうか、おかんが負担してくれたならラッキー!)なんて、打算もあったかもしれません。
ワタシも留学中の彼女のことはよく知っているし、いい機会なのでじゃあ2人で行ってみようじゃないか!ということになりました。
 
パッケージツアーで行けば費用も安く抑えられるし楽ちんなのだけど、主の目的は友だちに会うことです。彼女の留学先は、ドイツの首都フランクフルトから特急で、3時間ほどかかりそうな街でした。パッケージツアーの合間に、別行動をして立ち寄るのはかなり難しそうです。
というわけで、ブッキングドットコムで宿泊先を探し、ヨーロッパ 鉄道周遊チケットユーレイルや、現地オプショナルツアーのVELTLA を駆使して、一週間のセルフツアーをプランイニングしました。ツアーコンダクターができるんじゃないかと自画自賛するくらい、充実した一週間になりそうでした。それも万事順調に運べば・・の話なんですが。
旅の恥はかき捨てとはよく言ったもので、素人トラベラーには失敗がつきものです。ドタバタしながら、それでも忘れられない旅をすることができました。
 
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街の名前は【ブルグ】がたくさん!

 
ドイツでは「ブルグ」(あるいはブルク)」と付く街の名前が大変多いので、戸惑うことが少なくありません。
中世ヨーロッパ の街並みが色濃く残る城壁に囲まれた美しい街、「ローテンブルク」 に訪問した時のことです。「中世犯罪博物館」なるものを見学しました。おどろおどろしい拷問器具の数々が展示されていたんです。
中世ヨーロッパでは魔女狩りが盛んに行われていました。
 
◆こちらもあわせて読んでいただきたい!◆
 
この「ローテンブルク」という街、ドイツの南東部にある城壁で囲まれた美しい街です。
 
はなとも
「ブルク(グ)(-burg)」には、お城・城塞という意味があります。
 
 
娘の友人が住んでいる町も、南ドイツの「フライブルク」という学生街でした。
スイスにもフランスにも近くて、日帰りで入出国できる距離に位置しています。

フライブルグ大聖堂

フライブルク大聖堂
 
国境近くにあることから、1796年のフランス革命時や、第二次世界大戦ナチスドイツ時代にも、フランス軍に占領されてきた歴史があります。
 

 

クリスマスマーケット

 
友人のガイド付きで、フランスにも足を伸ばすことになりました。
「ストラスブール(Strasbourg)」も国境の町なので、ドイツとフランスの間で、幾度となく領地の争奪戦が繰り広げられてきました。
ドイツのフライブルクから、普通電車で1時間ほどのところに位置しています。入国審査もなく、自由に行き来ができましたが、パスポートは必ず持っておかないといけません。車内検札で確認されることがたまにあるようです。
2019年末のこの時、フランス国内は年金問題で揉めていて、フランス鉄道はストライキの真っ只中でした。フランス国内の電車は、ほぼ動いていません。
それでも国境をまたぐ鉄道なので、ドイツ側の車両は動いており、なんとか日帰りのフランス旅が叶いました。
 
ストラスブール(Strasbourg)のクリスマスマーケットは、ヨーロッパで16世紀から続く最古で最大と言われています。
毎年みんなが楽しみにしているイベントですが、前年の2018年、ストラスブール大聖堂前広場のクリスマスマーケットが開催されている付近で、無差別銃撃事件が発生しました。2019年は中止にはならなかったものの、広場の出入り口には重装備の警官が立ち、カバンの中の持物検査やコートを脱がされチェックされるという物々しさでした。
クリスマスマーケットそのものは、想像以上に美しく、楽しかったです。

クリスマスマーケット
ドイツもクリスマスマーケットは盛んです。
アドヴェントの時期(今年は11月28日〜12月24日)は、毎年ドイツ各地(約2500箇所)で開催されています。昨年のコロナ禍では中止したところも多かったようですが、「ドライブスルーでクリスマスマーケット」などといった工夫をしてでも、なんとか開催したところもあったようです。ドイツ国民がみんな楽しみにしているのですね。今年はどうなるのかしら。。
 
◆参考記事◆
 

【ローテンブルク】街の名前は正しく覚えましょう!

 
城壁に囲まれた、中世ヨーロッパの雰囲気を色濃く残す、ドイツでも代表的な観光スポット「ローテンブルク」にも一泊滞在することしました。
ガイドブックにも、「ローテンブルク」と書いてあることが多いのですが、この街の正式名称は、「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」 と言います。
ドイツへ到着してからも私らは「ローテンブルク」へ行く気満々でした。
「ローテンブルク」といえば、小さな農村地で観光するところはほとんどない、全く違う町のことでした。よく間違えて、小さな駅に降り立つ旅行者がいるようで、各国の言語で「ここはあなたが行きたいローテンブルク・オプ・デア・タウバーではありません。」と書かれた冊子が置いてあると言います。
私たちのツアースケジュールを見た留学中の娘の友人が気づいてくれました。私のスケジューラーに従っていたら、100キロ近く離れた寂しい駅に辿り着いてしまうところでした。
 
ローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、街が城壁に囲まれています。白い矢印のところに壁が見えるでしょうか。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバー

城壁に囲まれた街

 

一年中クリスマスのグッズを売っている「Kathe Wohlfahrt(ケーテ・ウォフォルト)」の本店もこの街にあります。倒産の危機というニュースも見ましたが、なんとか頑張っているようです。ここも何時間いても飽きない可愛いお店です。
 

kaethe-wohlfahrt
 
◆オフィシャルサイト◆
 
 
ドイツの伝統的お菓子「Schnneball(シュネーバル)」は見た目どおり、「雪玉」という意味があります。甘い砂糖やチョコレートがコーティングされた揚げ菓子です。
 

Schnneball

Schnneball
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ドイツ旅行はまだ続きますが、本日はこれにて!
 
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