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3月、関東以南では早咲きの桜の開花なんてニュースも聞かれますが、北海道の冬は長く、3月でも氷点下の地域もあれば、厚い積雪に覆われたままの地域もあります。
今年も豪雪で地元の友人は雪かきに大変苦労していました。
国内旅行すら控えなければならないコロナ禍も丸2年が経ちますが、相変わらず、変異株の発生や、感染者数がなかなか減らず、懸念が拭えませんね。
早く自由に旅行を楽しみたいところではありますが、果たして「Go To トラベル」再開は、あるのでしょうか・・。
※国土交通省観光庁のホームページでは、「再開時期未定」とされています。(2021.11.19現在)
GO TO トラベル再開は果たしてあるのか?
(3月4日発表予定、2022年3月21日まで。)
「GoToトラベル」の再開に備えて、既にお持ちのご予約や新規のご予約にも「GoToトラベル」割引を後から適用させる準備を進めています。
これにより、予約後に「あとからクーポン適用」させていただくことで、「GoToトラベル」再開後のご予約の取り直しが不要となります。
対象は、国内宿泊ならびに国内ツアー(ANA楽パック、JAL楽パック)です。
北海道への旅行なら楽天トラベル
遠くへ行きたい!
コロナ禍ではこの2年間、実家にも帰れなかったという方もいると思います。ふるさとで子や孫に会いたいと思うご家族も、自由に行き来できる時が来るのを心待ちにしていらっしゃいますね。
ワタシは関東の「東京都」で育ちましたが、ワタシの母の故郷は九州の「鹿児島県」で、父は関西の「滋賀県」出身、オットは「北海道」の出身です。
親と行く滋賀県や鹿児島は、本当に実家との行き来のみでしたので、その県には何度も行ったことはあるのに周辺の観光はほとんどしたことがありませんでした。
大人になってから、自分のルーツをめぐる旅をしたんです。東京で育ったワタシですから、父や母を育てた土地の匂いだとか、温かさを感じて、ちょっと感動しました。
オットの故郷は、北海道です。「北海道ブランド」は評価が高く、行ってみたい国内旅行の常に人気TOPに君臨しています。広大な牧草地帯とか、美しい花々が咲く平原とか、そんな景色を思い描くことが多いと思います。
でもオットの故郷北海道の「小樽」は、その印象とは少し違っています。広大なというより、こじんまりした、ノスタルジックな「小樽」について、ご紹介したいと思います。
運河の町小樽
新千歳空港からのアクセスは断然JR電車での旅をお勧めします!
快速エアポートに乗れば、75分程度で小樽に到着できます。日本海の沿岸を走る車窓からの眺めは、サイコーです。
東京下町育ちのワタシですから、そもそも海の見える景色だけでワクワクしますが、石狩湾に沿って走る海岸線、強めの波がゴツゴツした岩場に打ちつけ白波が立つ様子は、ワタシの視線を釘付けにしました。
小樽駅に着くと、昭和の銀幕スター石原裕次郎さんがお迎えしてくれます。裕次郎さんのパネルが飾ってある4番線ホームは、「裕次郎ホーム」と名づけれています。「4」の字は、裕次郎さんが愛して止まなかったヨットの帆のデザインです。
オイルランプが郷愁を演出します。
今となっては、「運河の町小樽」は、おしゃれな観光地になっていますが、オットが幼い頃の小樽運河は、ただの臭く濁った厄介なドブ川だったといいます。
運河は戦後にその役目を終える一方で、運輸の中心は自動車に置き換わり、急激な普及から国道の拡張工事が必要でした。そこで運河の埋め立てと、倉庫群の解体計画が進められることになりました。そんな中、昭和40年代に、市民らにより歴史的建造物としての保存運動が活発化し、10年以上にもわたる議論の末、運河の半分を埋め立てて道路とし、残りを散策路や公園に整備することで決着し、昭和61年に完成しました。
その頃から、観光客が訪れるようになり、小樽市は活気を取り戻しました。
北海道開拓の重要拠点「北のオール街」
明治から大正の時代、日本政府は北海道開拓の拠点を札幌に置き、物資の輸送、供給の窓口として小樽港の整備をしました。明治13年に北海道初の鉄道「官営札内鉄道」が開通し、石炭の搬出港としても栄えました。同時期、ニシン漁も最盛を極め、東北地方の出稼ぎ漁夫や全国から移民が小樽に押し寄せたといいます。
明治後期には、日本を代表する港湾、経済都市として急成長しました。その盛況に相応しく国内有数の建築家が「日本銀行旧小樽支店」や「旧日本郵船小樽支店」などの作品を残しています。
旧国鉄手宮線遊歩道
鉄道ファンなら是非訪れてほしいおすすめスポットです。
遊歩道は四季折々で魅せる花や落葉に彩られ、線路上を歩いても違法ではありません。
明治13年に竣工した機関車庫3号は、現存する最古の機関車庫で、北海道庁舎(赤レンガ庁舎)も携わった鉄道技師の平井清次郎氏設計のとても美しいレンガ作りです。
札幌からの日帰りツアーもあるようですが、ぜひ小樽に一泊していただきたいと思います。
1日も早く安心して旅行を楽しめるようになりますように。
これからもしっかり感染対策して過ごします!!